November
13
2008
肺がんで7日に死去されたジャーナリストの筑紫哲也さん(享年73)
僕は筑紫さんの事は詳しく知らなかった
「NEWS23」の司会の人と言うぐらいの認識
もちろん番組は何回も見た事はあるし
「多事争論」も何回も聞いた事がある
ガンの治療の為に番組を休まれていたのも知っていたが
この人がどんな人だったのかは深くは知らなかった
亡くなられた事がテレビで報道された時に
鳥越さんや田原さんを始め
色んな人がコメントされてるのを見た
古館さんも自分の番組でコメントを述べていた
更に昨日、筑紫さんの追悼番組を見た
そして今日、久米さんが自分の番組で
筑紫さんの事を話されていた
今までも色んな有名人の方が亡くなられた時に
大勢の人がコメントされたりするのを見た事がある
しかし筑紫さんについてのコメントは
俺が今まで見たものとは何か違っていた
それは
コメントをされている方々が
ある「キーワード」を口にしている事
それぞれに言い方が多少違ったりする場合もあったが
全く同じ言葉を使ってた人もいたぐらいだ
筑紫さんについて、色んな番組やニュースで
俺は大勢の人のコメントを聞いたが
俺が聞いた人達の半数以上の人が口にした
その「言葉」とは・・・
「日本にとって・・・」
「この国にとって・・・」
筑紫さんが亡くなられたと言う事は
この国にとって・・・日本にとって・・・
と言う言葉だった
筑紫さんは権力者でも無ければ
総理大臣等の政治家でも無い
だからコメントしてる人は
御世辞で言ってるのでも
言わされているのでも無い
その大勢の人達が口を揃えて
この日本という国にとって
物凄い損失になると言わせる人
筑紫哲也さん
本当に凄い人だったんだろうと思った
追悼番組で療養中の筑紫さんが
病院で最後に撮影された「多事争論」を
流されていたのを見た
↓ ↓ ↓
ここをクリックすると見れます
この話の中で筑紫さんが言われた
「この国はガンにかかってる」
このフレーズを聞いて
俺はゾクッとした・・・
そして
これが最後の「多事争論」の文章です
読みづらい方は下の方まで送って見て下さい
テキストで載せてくれてます
↓ ↓ ↓
ここをクリックすると見れます
18年半も続いた番組で話されていた「多事争論」
もっと見ておけば良かったと
今更後悔しています・・・
この世の中に筑紫さんの様な方が
もし他にもおられるのなら・・・
そんな方々の話を一つでも多く
聞いていきたいと思った
そう思えたのは
筑紫さんのおかげです
ご冥福をお祈りします
author : Akira Kobayashi
| Category:まじめな話 | 04:32 AM | comments (2) | trackback (0) |
コメント
小林さん、お久しぶり!
群馬の桑原です。
トリニティーのレコーディング無事に終わりました。
次は小林さん、よろしくお願いいたします。
さて、筑紫哲也師(私にとっては師)の召天(ゴスペル
信じているから昇天でなく召天)に触れた一文を読みました。
本当に凄いジャーナリストでした。
しかしもう一人まだ健在のジャーナリストがいます。
日本が生んだ巨人、ジャーナリストのジャーナリスト、
本多勝一先生です。
先生の本は私の思考の基礎を造ってくださました。先生の
見識は立場と見抜く目を与えてくれました。
どうか先生の著作に触れて下さいませ。筑紫哲也師の盟友、
本多勝一先生を知って下さいませ。
| 群馬の桑原 | EMAIL | URL | 2008/11/29 04:14 PM |
>群馬の桑原さん
そんな方がおられるのですね
まだまだ勉強不足で申し訳ありませんが
機会があれば是非触れてみたいと思います
ありがとうございます!
| Akira | EMAIL | URL | 2008/11/30 03:55 AM |
コメントする
この記事のトラックバックURL
トラックバック