小林亮オフィシャルサイト

アキラのタイコ放浪記Ver.2

アルバイト! 第8話 (専務)

January 18 2006
今年一発目のバイト話です!

バイト時代の話 第8話!(約16年前の事を思い出して書いてます)

この物語は続きの話しなので、よかったら1話から読んで下さいませ!
右にあるカテゴリーの中の「バイト時代の話」をクリックしてね!
(携帯で見てる方は、すんませんが必死に遡って下さい)

もう読んでくれてる人も今一度振り返って見て下さい・・・



では本編へ・・・



前回と前々回で、この会社の社長の事を紹介しましたが・・・
今回は、この会社の・・・



ナンバー2!




専務取締役!




T さん!の話でもしよう!



我輩の面倒を見てくれていた「パンチ様!」が・・・




唯一!




逆らえなかった人!



それがこの T さんなのだ!



しかし・・・



見た目も全然普通で ( P 様の様に立ってるだけで威圧するタイプじゃなく)

口数も少なく ( P 様の様に怒鳴り散らすタイプではないし)

性格は大人しい感じ ( P 様の様に暴れまくるタイプではない)

声なんか凄く高くて可愛い声だし ( P 様の様にドスが効いてる声ではない)

「そだよ〜!」が口癖で (シバクぞ!が口癖の方とは正反対)


だから・・・


俺はずっと不思議だったのだ!


パンチ様が他の人(社長を含め)に対する接し方と
この T さん(限定)への対応が違うのが・・・

凄い世話になったって話を聞いた事はあるが・・・
それにしても・・・って感じで・・・


でも俺は直属の兄貴( P 様)が全てだった為
(兄貴が「白」と言えば黒い物も「白」だったぐらい)

だから、そんな疑問もすぐに忘れてしまっていたのだが!




ある日・・・


ある現場での出来事・・・




若きバイト君は車に揺られイベント会場に向かっていた

今回の現場は専務の( T さん)が一緒の現場である


T さんも社長程では無いが、あまり現場に出る人では無かった
グァム島での事業拡大の為に、頻繁に出張してた為でもあるが・・・


だから熱気球の現場や、モンスタートラックの現場等
どうしても!って時ぐらいしか現場には出なかった人だった

バイト君は久し振りに T さんと一緒に現場に出る事になり
普段より少し緊張ぎみだった

もし現場でヘタこいたり、迷惑かけたりしたら
会社に帰って P 様に間違い無く・・・



殺されるから・・・



それから T さんに悪い印象なんか持たれたら
P 門下(別名・・組組織)の一員としては・・・
兄貴( P 様)の顔にドロを塗る事になってしまう


それだけは・・・




マズイ・・・




だから彼は必死に仕事をしたのだ・・・


今回の現場での彼の役目は T さんの助手!

現場に着いた彼は T さんと一緒に行動する事になる!


早速バイト君は T さんに指示を仰ぐ!


バ 「何からすればいいですか?」

T 「先に看板取り付けに行こうか!」

バ 「はい!」

T 「じゃ〜その工具箱持ってくれるかな!」


二人は看板と工具箱を持って移動する


T 「ここの壁にしよう!」

バ 「分かりました!」

T 「工具箱に釘と金槌入ってるから出して!」

バ 「はい!・・・・あれ?」

T 「どうしたん?」

バ 「この工具箱、釘しか入ってないです!」

T 「ハンマーもう1つの工具箱に入ってたんや〜!」

T 「じゃ〜何か代わりになる物ないかな〜?」

バ 「大きな石か何かあれば・・・」

T 「そうだね?」

バ 「探します!」

T 「あった?」

バ 「それが全然無いんですよ〜!」

T 「ホンマやね〜!砂利ばっかりやね〜!」

バ 「やっぱり走って取ってきます!」


2〜3分経過・・・


彼は走って少し離れた場所に置いてあった
ハンマーを持って帰ってきた



そこで信じられない物を目撃したのだ!




バ 「 T さ〜ん!持って来ました〜!」

T 「ゴメン・・・もういいや・・・」

バ 「は・・・・?」



そう言って T さんが立ち去った・・・



その場所には・・・



何故か・・・



看板・・・が・・・



取り付けられて・・・



いる・・・



周辺に・・・



釘を・・・



打ち付けたであろう・・・



大きな石も無く・・・



そしてバイト君は・・・



見てしまった・・・



勇敢な姿で立ち去る T さんの・・・



うしろ姿・・・



そしてその・・・



右手のコブシから・・・




血が・・・




したたり落ちているのを・・・




慌てて駆け寄り



バ「すんません遅くなりまして・・・!」

T 「あっ、いいねん、いいねん(笑)!」

バ「でも・・・」

T 「手で打っちゃった(笑)!」



  この人・・・



  笑いながら・・・



  えげつない事言っている・・・



この人のコブシは・・・



凍ったバナナと同じ硬さなのだ・・・

| Category:バイト時代の話 | 07:13 AM | comments (5) | trackback (0) |

コメント

はりにきまじた。
前は私の失敗かと・・・

2月23日もよろじくおだのもうじまず・・・

わたしもはりたい・・・
できにゃい・・・
勉強中にって・・・

| ろひち | EMAIL | URL | 2006/01/19 03:33 AM |

>凍ったバナナと同じ硬さなのだ・・・

モービルワン(オイル)のCMだっけ?
懐かしいな・・・・といいつつも30代以上限定話題かもw

いいなあ。
オレもバイト話また書こうかなあ。

デ○○ルのドライバーの話とか
みんなドン引きするやろなあ(笑)

| Gaku | EMAIL | URL | 2006/01/19 06:37 AM |

小林さん

ぜ…ぜ…絶句しました…

(゚.゚)手ハンマー

| スイーツ | EMAIL | URL | 2006/01/19 05:06 PM |

>Gaku
書いて書いてぇ〜〜そのバイト話(笑)

| Daddy | EMAIL | URL | 2006/01/19 11:49 PM |

>ろひち

たぶん何言ってるか・・・
サッパリ分からんぞ〜見てる人は・・・
リンクの事ね?
パソコンの勉強より
日本語の勉強した方がええかも・・・(笑)

>Gaku

俺は直接聞いた事があるけど・・・
マズイな・・・あの話は・・・
お互い書きたい事いっぱいあるけど・・・
書けない話が多いって・・・
辛いの〜!(笑)

>スイーツさん

誰でも絶句しますよ・・・(笑)
ホンマ・・・凄い人だった・・・

>Daddy

人に頼む前に・・・
自分も書いたら・・・?
色んな話・・・(笑)
普通は書けない話・・・(笑)

| Akira | EMAIL | URL | 2006/01/22 05:12 AM |

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