アキラのタイコ放浪記 Ver.2::第２０話　「VEGAS～HAWAII　初めての独り旅」

<<皆様の暖かいコメントのお陰で・・・ / 第２１話　「 In Hawaii　～初日の昼～」>>

第２０話　「VEGAS～HAWAII　初めての独り旅」

March 25 2007

月に一度の「旅行話し」です

やばい・・・

あっと言う間に来月で２年前の話になろうとしています・・・笑

ここから少しペースを上げて行きたいと思っていますが
２年前の事なので記憶の方が・・・

でも頑張って必死に思い出して書いてます

前回までの話を知らない方は右枠カテゴリの中の
「海外旅行の話」をクリックして下さい
（一番古いのから読んでね！）

では本編へ・・・

ラスベガス最終日の朝５時頃には空港に居た我々は
何故か変な緊張をしていた

そもそも当初の予定では後２日間滞在して
ラスベガスから直接日本に帰る予定だったのだが

その日に飛ぶ飛行機はロスだったかサンフランシスコだったか
なんせ何処かに経由し、しかも経由先で数時間待たされ
尚かつ帰ってくるのが成田空港で、そこで一晩（空港で）夜を明かし
そして大阪に戻ってくると言う嘘みたいな便しか無かったのである

計算してみたらベガスを出発してから大阪に戻ってくるまで
余裕で３０時間ぐらい必要だったのだ

そんな勿体ない、しかも馬鹿みたいな事はする訳も無く
予定の２日前にベガスを出て、ハワイに寄って帰ってくると言う
夢の様な手段を選んだのである

以前この日記でも説明したが、ハワイに周遊する為の追加運賃は
なんと￥１５０００ポッキリだったので即決で決まったのだった

そんなこんなで今からハワイに行くのであるが・・・

ここで大きな問題が・・・

「俺」「T」「I」の３人は旅行の計画をしている段階で
一緒に旅する事は決まっていたのだが・・・

「小」はその数週間後に参加する事が決まったのだった

「小」の参加が決まった瞬間に航空会社に連絡したのだが
伊丹～成田～ラスベガス　ハワイ～関西空港の旅券は手配出来たのだが
ラスベガス～ハワイ便が売り切れて無いとの事だった

調べて貰ったら我々３人が乗るアロハ航空はソウルドアウトなのだが
別の航空会社でハワイアン航空の便に空きがあったのだ
でも我々３人がそっちに移る程の空席は残っていないとの事・・・

仕方が無いので「小」独りがハワイアン航空に乗る事となったのだ

舞台はマッカラン国際空港・・・

さて！よ～く思い出してみよう！

確か彼は今回が初めての海外旅行のはずだった
そして英語も全く話せない状況でアメリカの国内線に乗るのだ

日本と海外を繋ぐ国際線等には日本語が話せる乗務員が居たりするが
アメリカの国内線には当たり前だが１人も乗っていない

せめて搭乗手続きだけでも我々が代わりに行ってやろうと
ハワイアン航空のカウンターに行ってみると時間が早すぎてクローズ・・・

そう・・・

我々が乗るアロハ航空の便は午前６時発

「小」の乗るハワイアン航空の便は午前１０時発

現在の時刻は午前５時

５時間も前に搭乗手続きを開始している訳が無かった
しかも一日に２～３便しか飛んでいないので
普段のカウンターは無人なのだ

もうどうする事も出来ないので我々は「小」に
搭乗手続きの手順を何度も何度も説明し
迷路の様に巨大な空港内のゲート場所等を教え
自分達の搭乗手続きに向かったのだった

「小」に対する入念な説明に時間を費やしてしまった我々は
ギリギリで搭乗手続きを済ませ、係の人に急ぐよう言われ
慌てて荷物検査を受けるゲートへ向かった

ここで「小」とは一旦お別れである・・・

数時間後・・・

果たして・・・

再び会えるのか・・・

正直３人は不安で仕方が無かった・・・

そんな事を言っていても仕方ないので
我々は「小」と別れ荷物検査を受けたのだった

同時多発テロの影響だろうか・・・？

検査は物凄く厳しかった・・・

日本を出発する時の国際線なんか
比べものにならないぐらい厳しかった

そして人の流れに沿って進み
機械を通る自分の荷物を受け取る時だった

何故か我々３人は・・・

別ルートに誘導された・・・

他の人達は荷物を受け取り、搭乗ゲートに向かっているのに
何故だか分からないが我々３人は再検査させられたのだった

先程の機械より精密な機械に再び荷物を通させられ
その後そのバッグの中身を全部出され隅から隅まで調べられた

外国人は要注意と判断されたのか
日本国外でも見た目　ガラ悪く　見られたのか
本当に最悪だった・・・

もちろん何の問題も無く通過し、搭乗ゲートに向かったら
ほぼ我々待ち状態で飛行機は待機していた

急いで乗り込み飛行機は出発した

搭乗手続きが出発ギリギリだった為
３人の席はバラバラでしか取れなかったのだが
前の日から寝ずに遊んでいた為、全員が即寝状態だった

我々３人が乗ったアロハ航空の便は、途中オークランドを経由してから
ホノルルに行く為、７時間もかかり結構飛行時間が長かったので
たっぷり寝れると思いきや・・・

離陸してから１～２時間ぐらいで着陸し、その衝撃で目が覚め
再び離陸して暫くし、眠りそうになった所で食事が配られ目が覚め
結局３時間も寝れなかった

しかも食事は激マズだった・・・

出発してから７時間なので、本当は１３時に着く計算になるのだが
アメリカ西海岸とハワイは２時間の時差がある為ハワイ到着は午前１１時

ここで少し特した気持ちになる！笑

一方「小」が乗るハワイアン航空の便は何処にも経由しないので
１０時に出発してから５時間で到着する
だから２時間の時差を差し引くとハワイ到着は１３時である

さて・・・

彼は無事に到着する事が出来るのだろうか・・・

author : Akira Kobayashi