March
13
2006
昨日のコンサートは なんと!
朝9時30分 入り!
実は
2〜3時間しか寝れてない状態で現場に行ったのだが
もちろん仕事は
責任を持って きっちりやらせてもらった!
コンサートが終り、急いで大阪に帰った
だって大事な大事な・・・
飲み会があったから!
結局(当たり前だが)卒業式と謝恩会には出席できず
2次会から参加する事になった
昨日の卒業大宴会!
卒業して行く奴等とも会えて色んな話が出来たし(酒も呑めたし)
久し振りに会う(去年辞められた講師)ミュージシャンの方々にも
会えて本当に嬉しかった
宴会の内容はと言えば・・・
ゲロまみれの踊り場で倒れて動かない奴 → 1名
トイレで吐き疲れて寝たまま出て来ない奴 → 1名
普通に酔って寝てる奴 → 10名近く
何百回と同じ内容の有り難い説教を繰り返されてる先生
( X Time Repeat ) → 1名
路上で放尿しながら歩き廻る先生 → 1名
今年は例年に比べ、
少々寂しかった様にも思うが
まずまずの盛り上がりで
午前6時に帰宅した
俺は謝恩会に参加できなかったので、色んな奴に
「卒業式どうやった?」「謝恩会どうやった?」
って聞いたが・・・皆同じ答え・・・
「別に普通でしたよ!」「いつも通りでしたよ!」
って回答!
たぶん出席してたら
「別に・・・」って思うんだろうが
自分の目で見ていないから実感が湧かないのだな!
こればっかりは仕方ない・・・
ん・・・?
そう言えば・・・
昔・・・同じ様な経験した記憶がある!
今日は
卒業記念と言う事で、こんな
思い出話でも書いてみよう!
ではどうぞ・・・
話は17年前に遡る・・・
兵庫県の山奥に とある商業高校があった
季節は春 卒業を迎えた若者達が新たな出発をする為の
最後の儀式・・・
卒業式が行われようとしている
この学校、今では普通の高校になってしまったが
当時はかなり有名な
ビー が
バップ してる
ハイスクール だった!
ここに1人の青年が通っていた
彼の見た目は、まるで
湘南を
爆走するかの様な風貌
もちろん学校では禁止されているが
守っている奴の方が少ないぐらいだった
足が3〜4本入りそうなズボンに
超長い丈の学ランか、超短い丈の学ランを
その日の気分で
着こなしていた
髪型はパーマでリーゼント!(毎朝40分かけてセットしていた)
今やれと言われたら
死んでも嫌だと思う!(恥ずかしい)
そして在学中は出席日数がギリギリで毎朝担任に
モーニングコールされて起きていたような生徒だった
もちろん停学処分も数回
警察に世話になる事数回
本当なら高校中退しててもおかしくない奴で
この卒業式の日に生き残っているのが軌跡な程だった
だから・・・
そんな息子を持つ母親は、長い長い3年間が終り
胸を撫で下ろす気持ちでいた
卒業式の前日、学校で
ある噂が飛びかった
その内容とは・・・
卒業式の朝、服装検査があり、校則違反している生徒は
卒業式に出席できない!
って事だった!
早速
センコーに確認する!(自分達の中では
交渉のつもり)
何処の生徒指導の
センコーも
ガラ悪い奴が多いが
こんな学校なので、
ズバ抜けて ガラが悪かった
見た目はまるで
ヤ○ザ
もしくは マル暴の刑事
もちろん
ケンカしても勝てる気がしない
そいつの
アジト? 事務所?(生徒指導室)とやらへ行く
青年「俺等 卒業式出られへんってホンマか?」
先生「さすが情報早いな〜!」
青年「なんでやねん?」
先生「そんな格好で大事な卒業式に出られたら困るからな!」
「町の偉いさんも来るしの〜!」
青年「去年まで そんなもん無かったやんけ!」
先生「今年はやんねん!」
青年「そんなん言うてて入れてくれるんやろ?」
先生
「なめんなよ!ッボケー」
青年「俺等の為の卒業式ちゃうんか?コラー!」
先生「ほなら最後ぐらい ちゃんとした格好せーや!」
青年「アホンダラー! これが俺等の正装なんじゃ!」
先生「ほな勝手にせい!」
青年「お〜上等や!やってみーや!」
交渉不成立・・・(約1分)
その日、彼は家に帰り
明日の卒業式に着て行く服を悩んでいる
母親に話かける
青年「オカン! 明日の卒業式来るんか?」
母「当たり前やないの!」
青年「別に来んでもええんちゃうかな〜」
母「何言うてんの!3年間迷惑かけた先生方にお礼言わなアカンし!」
青年「でも高校の卒業式なんか、何処の親も来ないって聞くぞ!」
母「よそは よそ! うちは うち!」
青年「・・・・・・」
青年「あのな〜俺もしかしたら卒業式出られへんかもやねん!」
母「は?」「又あんた何かしたんか?」
青年「ちゃうねん! まだ何もしてないけど!」
母「まだ?」「まだって何や?」
青年「だからちゃうねん! この服装やったら入れてくれへんらしいねん!」
母「そやからそんなアホみたいな格好やめとき言うてたやろ!」
青年「アホみたいな?」「やかましわ!」
母「ちゃんとした格好で行ったらええんや!」
青年「そんなもん 持ってへんのんじゃ!」
母「ほなら明日どないすんのよ?」
青年「知るか〜!これしか無いから、これで行くわい!」
母「ほなら式に出してもらえへんやないの?」
青年「出る気無いわ〜!最初っから!」
母「ほなら行かへんで!お母さん!」
青年「そやから最初っから来るな言うてるやろ〜!」
翌日・・・(卒業式当日)
よくある
脅しだけなのかもしれないと期待して
「出席出来そうなら電話するから!来いや!」
と母親に告げて家を出る!
まずは学校の校門が
第一関門である!
よくある服装検査はここで行われるのをテレビで見た事がある
(この学校ではあった例が無いから知らないのだ)
しかし校門には
センコーが独りも立っていない・・・
普通にそのまま教室に入る・・・
暫くすると担任が入ってくる・・・
ここで検査するのか?
でも何も無い・・・
軽くリハーサルするので会場に行く・・・
なるほど!ここで選別されるのか〜!
しかし普通にリハーサルが終わる・・・
一旦教室に戻って時間がくるまで待機する・・・
学校中に伝達事項が回る・・・
「噂されていた服装検査が脅しだった模様!」
それを聞いた青年は
公衆電話まで走る!
青年「オカンか? どうやら出れるみたいやわ!」
母「アンタ昨日あんな事言うさかいに何も用意してないやないの!」
青年「まだ1時間以上あるがな!」
母「化粧もしてないのに!」
青年「知らんわ!」
母「急いで用意するから電話切るで〜!」
青年「ほなな!」
母は急いだ!
化粧も簡単に済ませ、適当な服を選び、家を飛び出した!
母が到着したのは
卒業式が始まった直後だった
卒業生の入場も終り、学校長の挨拶の中、母は入場した
そして空いている席を探していると、知り合いの父兄が母を呼ぶ
友
「小林さん!ここ空いてるから ここ座り!」
そして着席する!
友「遅かったやないの!どうしたん?」
母「それが昨日息子が式出れない言うから来ないつもりやったの!」
友「まぁ〜なんで?」
母「あの子、アホみたいな格好してるさかいに先生に出るな言われたみたい!」
友「うちの子そんな事言うてへんかったわ〜!」
母「あんたとこは大丈夫やん!」「いっつもちゃんとしてはるやん!」
友「ほんで出れる事になったん?」
母「なんか出れるみたいや!って電話あったから急いで来たんよ!」
友「そろそろ卒業証書授与みたいやで!」
母「今は1人1人出て行って貰ったりしないんやな〜?」
友「人数多いしな〜!」
母「そろそろ呼ばれるんちゃう?」
3年○組
足立○○
はい!
石田○○
はい!
上村○○
・・・・
母「まぁ〜欠席してはるんやろか?」
友「卒業式に可愛そうに〜!」
母「今
風邪流行ってるみたいやしな!」
金山○○
はい!
木村○○
はい!
小林 亮
・・・・・・・・・・・・・
友「・・・・」
母「・・・・」
残念なお知らせがある・・・
俺を始め数名が名前を呼んでも返事しないのは
風邪では無い!
卒業生入場とコールされて・・・
会場に入る寸前・・・
あと数メートルで卒業式に参加できるって瞬間・・・
首根っこを捕まれ・・・
入場の列から引きずり出されたのだ・・・
あのヤ○ザに・・・
舞台は一方
組事務所!(生徒指導室)
頑丈に鍵がかけられた狭い部屋には・・・
生徒指導のヤ○ザと・・・
数名の生徒達・・・
先生「まさかホンマにやる思わんかったやろ?」
青年「やかましわ! ボケー!」
先生「親泣いてんぞ!」
青年「お前が泣かしとんねん!」
先生「アホンダラーお前等がちゃんとせーへんさかいにやろが!」
青年「ほなら、もっと早よーに連れて行けや!」
先生「そんなもん俺の勝手や!」
青年「もう検査無い思ってオカンに電話したから来とるわ!」
先生「せやから言うたやろ!
なめんなよ! って!」
青年「今から式場行って暴れたろか?」
先生「なんでここに俺1人だけおるか知ってるか?」
青年「知るか〜!」
先生「お前等数人が暴れたって俺1人で十分押さえれるからや!(笑)」
青年「・・・・・・」
先生「卒業証書いるんか?」
青年「いらんわ! ボケー!」
先生「そこにお前等の分あるから持って行け!」
青年「準備ええの〜! 最初っからメンバー決まってたっちゅ事か?」
先生「よう分かったな〜! ちと頭良〜なったか?」
青年「いつか殺したるさかい 覚えとけよ!」
先生「あ〜いつでも かかってこいや!」
こんな感じで・・・
微笑ましく・・・
俺達の卒業式は終わった・・・
お世話になった先生への
最後の感謝の言葉が
「いつか殺したるさかい 覚えとけよ!」
旅立ってゆく 可愛い
生徒への贈る言葉
「あ〜いつでも かかってこいや!」
こんな素敵な言葉を交わし・・・
たぶん前日から置いてあっただろう
卒業証書を手に・・・
組事務所を後にしたのであった・・・
そして教室に戻り・・・
「卒業式どうやった?」
って聞きまくっていた風景を・・・
昨日、思い出したのだった!
あの日、家に帰ったら・・・
まずは同じ学校に行っていた妹がこう言った・・・
「兄ちゃん勘弁してや〜! 恥ずかしい!」
そしてメインイベントが繰り広げられる・・・
母と俺との戦争・・・
すさまじい物だった・・・
しかし・・・
今だから思う・・・
俺は本当に
親不幸者だったって・・・
申し訳ない事をしたって・・・
それから、
あの先生(ヤ○ザ)・・・
実は
結構好きだった・・・
では最後に・・・
忘れられない母の攻撃・・・
「あんな恥ずかしい思いしたん久し振りや!」
「○○君のお母さんに何て言われたか!」
「小林さん何しに来たん?」
「って言われたんやで! アンタ!」
こんな母が俺は大好きだ!
author : Akira Kobayashi
| Category:思い出話し(爆笑編) | 11:41 PM | comments (7) | trackback (0) |
新着コメント(最新5件を表示)
七三分けの小林少年(笑)だったら…今の小林さんではないような気もしますね
人生に無駄な事など ひとつもないはず全てに意味があるのでしょうね
親孝行されてますよ
今の小林 亮さんのミュージシャンとして一人の人間としての絶大なる信頼!
お母様の深い愛情が有るからこそ今の小林さんがあるのですね
一休さんの「母上様♪」が耳に流れた日記でした…
| スイーツ | EMAIL | URL | 2006/03/15 12:29 AM |
そんな先生もダイスキ!!!!(。→∀←。)♥!!!!!
| 美香 | EMAIL | URL | 2006/03/15 02:52 AM |
今日、卒業に関する嬉しい出来事があったのでコメントします。
帰り道、小学生に「せんせ〜!!」と呼び止められ振り返ると6年前に卒園させた教え子。
久しぶりの再会に子たちは「先生、小さなったんちゃう??」って。←いやいやあんたらが大きなったんよ・・・。かわいいよなぁ・・・。
次の一言「老けたなぁ。」←痛いとこつくわ。小学生容赦なし。
この子達も数日後には小学校の卒業式を控えてます。
こんなとき、先生っていい仕事だなぁ・・・って思います。
教え子ってやっぱりかわいいですよね。
| kyokko | EMAIL | URL | 2006/03/15 06:31 PM |
あ〜学ラン懐かしいな〜もう捨ててしまった!ウチら、最後の学ランやったんですよ〜
今は、ブレザー?とか言うの?よく分かりませんがあのスーツみたいの。
あんなん、学生服とちゃうで!古き良き時代ですなあ〜(*´д`*)
なんか、ノスタルジックな気分・・・
| フッコン | EMAIL | URL | 2006/03/15 10:52 PM |
>かおみっくす
少々田舎なもので、この時代は
まだ生息してた模様です・・・
子育てには十分注意して下さい!(笑)
>あきちゃん
大丈夫です!この場に居た俺が
笑ってしまったぐらいなので!(笑)
こんな人生・・・素敵なのだろうか・・・?
そう思う君も素敵な人なんだろうね!
>スイーツさん
残念ながら俺の親は、今の俺の仕事の事は
何も理解してないようです・・・
アマチュアバンドと同じ様に思っている様子です
>美香
お前も珍しい奴やの〜!
と言う事はレディースか?(笑)
>kyokko
教え子は可愛いもんですよ!
俺が生徒だった時も、そう思ってくれてたんかな〜?
でも今の俺の生徒達は可愛いですな!
>フッコン
俺の高校も俺が卒業して暫くしたら
その・・・ブラジャー?
に変わってしまってたよ!
俺も絶対に学ラン派!
ブレイザー?←俺の車か!
なんかアカン!
| Akira | EMAIL | URL | 2006/03/16 08:04 AM |
November
6
2005
今日は京都のホテルで行われた企業のパーティーに
ゲスト出演してきた
今回のメンバーは、ほぼ全員が
同年代!
しかも何年も一緒に演ってきた
仲間!
少しずつ辞めたりして減ってゆく同年代のミュージシャンの中で
彼等は今でも頑張って続けている
貴重なミュージシャン達だ!
嬉しい事に皆それぞれが様々な所で活躍してる為
最近このメンバーが集まるのは年に数回となってしまったが
何故か昨日も一緒に仕事をしてたかの様な気分で会えるのが不思議である
久し振りに会っても楽屋で話す内容は昔から全然変わらない
変わったと言えば
健康談議もしくは
変化(老化)しつつある
容姿の
け・な・し・あ・い!
「私タバコ止めてんで!」
「俺今日で3日 酒止めてんねん!」
「自分頭薄なってきてるんちゃうん?」
「老けたな〜!」
「タバコ止めたら太るで〜!」
「明日からジム行こ!」etc....
相変わらず・・・
音楽の話しなど・・・
全く無い!
そろそろ本番が近づき衣装に着替える時
ピアニスト(女性)が呟いた・・・
「アカン・・・ズボンの
チャック閉まらへん・・・」
「まぁ〜ええか!途中までは閉まってるし!」
「このスーツもう着られへんな〜」
「あ〜ぁ〜新しいの買わなアカンやん!」
なんと男前な発言!
彼女とは15年以上も昔からの付き合いなのだが
なにしろ
体重の変化には驚く程の
歴史があるのだ
激しく増えたり減ったりするのが特徴なのだが
その・・・超増えてた時期の
事件を紹介しよう!
あれは3年程前の事だ・・・
ある
地方での仕事で俺と彼女は一緒だった
我々の現場には
PA(音響さん)と言う職種の人が必ず居る
楽器の生の音というのは頑張って出しても限界があるのだ
例え「うるさい!うるさい!」と言われるドラムでも
何百人、何千人というホールなんかでは聞こえない
その我々の出す音をマイクで拾い、巨大スピーカーに繋ぎ大音量で
鳴らしてくれるのが
音響さんの仕事なのだ(超簡単に言うと)
音響さんの中にも
上手い下手がもちろんあり
上手い音響さんは、やっぱり
良い音を作ってくれる
その
音響さんが我々ミュージシャンに対して、お客さんに対して
最も気を付けている1つが
ハウリング ← 専門用語
これは、各会場、その日の楽器等により
ある
周波数が共鳴し、巨大スピーカーから
超不愉快な音
「ピー」とか「ボー」とか・・・
と言う音が出てしまう現象の事を言う!
もう何年も、何十年もこの仕事をしてるミュージシャンでも
全然慣れないこの音!
恐怖すら覚えるこの音!
トラウマになってる人も居るぐらいだ!
我らのパートナー
音響さんは、会場のどの位置で、どんな周波数が
ハウリングするかを
全部調べ・・・
なんとその全てを・・・
カットしてしまうのである!
あれは本当に凄い技術だ!
しかし
音響さんの中にも平気でハウリングさせてしまう
人とかが、
たま〜に居たりするのが
残念なのだが・・・
話しは3年前に戻る・・・
我々は
地方の現場に到着し、サウンドチェックが始まる
そこで事件のイントロが鳴り始める・・・
そう!今回の現場の音響が
地方の業者だったのだ!
サウンドチェックの時点で
何回もハウリングを起こす
(普通はミュージシャンが到着するまでにハウリングポイントは全てカットされている)
楽しみだった
今日の本番が一気に
不安へ変わるメンバー
「オイオイ!大丈夫か?」
「さっきから全然ハウってるの止まらへんやん!」
「すんません!」
「なんとかします!」
「あ〜ぁ〜なんでやろ〜?」
パニック寸前の音響さん・・・
これ以上言うと余計に追い詰めてしまうので
何も言えなくなるメンバー
普段の3倍ぐらいの時間を要しサウンドチェックが終り
とりあえず
ハウリングも無くなった
そして遂に本番が始まる
しかしメンバー全員の頭の中は
ハウリングの事(心配)で一杯だった
1曲目が始まる
全神経を演奏に傾けるべきなのに・・・
「ハウってないか?」
ばかり考えてしまう・・・
しかし、なんとか
ハウリングも無く
2曲目、3曲目とステージは進行して行く
「どうやら大丈夫みたいだ!」
「やっと集中して演奏に取り組める!」
皆がホットした様子になる
そしてステージも中盤・・・
少し長めの MC(トーク)の時だ!
事件は起こった・・・
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
かすかに何かが聞こえる・・・
キター!!!
メンバー全員の顔色が変わる!
ステージ袖では
音響スタッフが慌ただしく動く!
原因を探り
ハウリングを止めなければならないからだ!
しかし暫くしても音は止まらない・・・
音響エンジニアの人も
原因が判らないみたいだ・・・
我々メンバーも一斉に音響の方を
睨みつける!
「早くなんとかしろ!」
心の中で叫ぶ!
そして・・・
エンジニアの人が
半泣き顔でこちらを見る!
その目は・・・
「色々やりましたが・・・分かりません・・・」
って目だった・・・
あきらめかけた時・・・
俺は
衝撃映像を見てしまったのだ・・・
丁度この MC の間に
音色切り替えをしなければいけなかった
キーボーディストが・・・・
まん前の(少し離れた)
機材に手を伸ばし・・・
音色の切り替えをしている・・・
彼女と機材の間には
キーボードがある・・・
そのキーボードの向こうにある
機材に手を伸ばす彼女・・・
前のめり状態の彼女・・・
そして間にあるキーボードの・・・
鍵盤の何本かが・・・
確実に沈んでいる・・・
犯人は・・・
彼女の・・・
ハラ(腹)だった!
俺は本番中にもかかわらず
大声で笑ってしまった!
あれだけ騒がれていた
ハウリングは・・・
もちろん
音色切り替えが終わると同時に
止んだ・・・
後で彼女はこんな言い訳をしてた
「自分でも距離感が分からなくなるぐらい太ってたんやもん!」
そんな彼女を誰1人責める奴は居なかった・・・
しかし確実に言える事は・・・
誰もが音響さんを疑っていたって事だ!
すんません音響さん・・・
そんな彼女は今日・・・
チャックを半分だけ閉めてステージに居ました
音色替える機材は以前よりも随分・・・
手前にありました・・・
author : Akira Kobayashi
| Category:思い出話し(爆笑編) | 11:25 PM | comments (7) | trackback (0) |
新着コメント(最新5件を表示)
>Gaku
名誉の為にも誰かは伏せておくよ!
意味ないかもだが・・・
それから君の言ってる そのPAは有名だからね!
俺は昔から知ってるけど全く学習能力無いからね!
ん?でも学習してるか?
だって昔はまだ何とかしようとしてたな〜
>スイーツさん
そんなに楽しみにして頂いてるのに
最近毎日書けなくて、すみません・・・
でも元気出るってのは嬉しいですね!
「亮さんのブログ見るといつもブルーになります」とか
「いつも嫌〜な気分にさせてもらってま〜す」とか
じゃなくて良かったです!
実は、そんなんも書けるんですが・・・(笑)
そう言うの書くの嫌いなんで!
これからも楽しんでもらえる様に頑張ります!
| Akira | EMAIL | URL | 2005/11/08 03:21 AM |
マジでネタじゃないんですか?
っというぐらい爆笑♪
PAさんのテンパる姿が目に浮かぶようです……
次回はAkiraさんのやっちゃったネタをリクエスト(ふふふ)
いや〜このブログは腹筋作りに役立ちますね★
キーボードの方のことは笑えない自分の姿に……
とりあえず前向きな努力はしようかと激しく思いました(笑)
でもらくしゅみのカレーが食べたいなぁ〜
(↑それがあかんねん!)
四つ橋近辺も変わったんでしょうか?長く行ってないので迷いそう。
| かおみっくす | EMAIL | URL | 2005/11/08 11:10 AM |
いやぁ失礼ながらかなり爆笑してしまいました(笑)(´∀`)
先生のブログはほんまに勉強になります☆
PAさん尊敬でございます
・*。゚o。(-ω-人)
しかしハウリングはほんま嫌いです…黒板ひっかく音くらい嫌いです…前やってたバンドのライブは確実にはうってました。
やはりイベントになると出演バンドさんが多すぎて調整しきらないんでしょか…(;_;)
| 小野 | EMAIL | URL | 2005/11/08 11:31 AM |
めっちゃ面白い!!!
小林さんのBlog、ホンマに最高やぁ!!!!!!!!!
僕はいつもこのBlogを読んでる時、画面右下の『▼』を少しずつ押して見てます!!!
これ『24』の秒針より迫力あるもん!!
最高や!!!!笑
『ジャック・バウワー』にも見てほしいです!!
| 陽一(Bass) | EMAIL | URL | 2005/11/09 01:54 AM |
>かおみっくす
俺の話しは全部実話です(笑)
こんな話し作れる程頭良く無いから・・・(爆)
これからも腹筋鍛える手伝いできるよう頑張るわ!
だからこんな事にならないようにね・・・
四ツ橋も凄く変わったよ〜!たまには遊びにおいでよ!
ラクシュミなら、いつでも付き合うよ!
>小野
本当に PA さんは凄いよ〜!
だって全ての音が何ヘルツか分かるんだよ!
でもアマチュアバンドの場合、バンド側に原因がある場合も
あるので・・・何とも言えないが・・・
そう言う場合は PA さんに「こっちに原因があったら言って下さい」
って聞くのも1つの手かな!
しかしハウリングは嫌だね!
>陽ちゃん
その見方・・・大正解!!!
実はそうやって見て欲しかってん!!!
さすがやね!言わなくても分かるって!
君のベースと一緒やな! ← 褒めすぎ?
どうせなら 「バウアー」 より 「キム」 か 「ミッシェル」
に見て欲しい 亮 でした・・・
| Akira | EMAIL | URL | 2005/11/09 03:54 AM |
September
23
2005
昨日19日のブログを書きながら
オカンと言う生き物について考えていた。
すると今日
オカンから電話があった。こんな内容だった
何日か前に母方の祖母がちょっとした階段で転んでしまい、運悪く大腿骨を骨折してしまい、場所が悪かった為に手術しないといけないらしく、歳も歳だから心配だったのだが医者が言うのだから仕方なく手術する事になり、手術して、その手術が無事成功に終わり、術後の経過も良く、そのまま入院してて、今も入院してる最中で、もう暫くしたら退院するらしい。
というものだった・・・
これを世間では・・・
結果報告と言う!!
まぁ大事に至らなかって良かったが・・・
おそらく何週間かの出来事だったのだろうが、俺の記憶では
心配してから〜安心するまで
30秒も無かった気がする。
いらん心配をかけさせたくないと言う母親の優しさだと自分に言い聞かせた。
そう言えば、今年のお盆に実家へ帰った時、おばあちゃんに会いに行ったのだが、実はその時に発覚した
スキャンダルがあったのだ。
なんと90歳をとっくに越えている おばあちゃんに好きな人がいるらしいのだ。
その恋焦がれる相手とは
「氷○きよし」だと言うのだ
何やら写真集が欲しいみたいだが田舎では売り切れていて無いらしいのだ。
だから今度帰る時に買って行ってあげようと思う。
あっ、そうだ!たぶん次は正月になるだろうからカレンダーも一緒に買って行こう!
本当は近いうちに見舞いに行こうかとも思ったのだが、
オカン曰くそろそろ退院らしいので仕方ない!
もうちょっと早く言ってくれれば・・・
ほんまに・・・
しかし
オカンと言うのは不思議な生き物である。
確か俺が何年か前に原因不明の腹痛で入院した時(結局未だ分かってないが・・)
連絡するのが遅れたのだが、そん時は
「なんでそんな大事な事をもっと早よ言わへんねん!アンタはほんまに・・・」
と、ブチ切れてた気がする。
どうして親というのは子供が辛い時に、更に追い討ちをかけて叱りつけ、
ダメージを与えるのだろう・・・?
そういえば俺がまだ小さい頃にもこんな事があった
自転車で坂道を下り、ジャンプ台を飛んで競争すると言う(今では
何の役にも立っていない)遊びをしてた。最後の大勝負に出た俺はかなり
(ウルトラ C 級)の記録を出した代わりに大転倒をして、
全身血だらけになり、何針か縫う傷を負った。
俺はこんなに全身に傷を負ったのは生まれて初めてだった(まだ6〜7年しか生きてないが)
しかも血だらけではないか!こんな時やっぱり頼りにするのは
母親だ!
俺は泣きながら家へ向かう。早く帰って母からこんな言葉をかけてもらう為だけに
「どうしたんや〜?まぁ可愛そうに〜痛かったやろ〜よしよし」
俺は走った。
痛いけど走った。
オ エ オ エ 泣きながら走った。
そしてようやく着いた。
着くや否や俺は大声で叫んだ
「おかあさ〜ん!!!」←泣きながら
「なんや大きな声で〜」と言いながら母は出てくる
そして俺を見る。そして
あの優しい声をかけてくれる
はずだった・・・
が
しかし
「あんた何やの!?」
一瞬で
怒りのピークに達しているではないか!
みなさんにはこの意味が分かるでしょうか?
なんとも不思議な質問だ
こんな出だし想像も出来なかった。
何やの?と言われて何と答えればいいのだ?
「あなたの息子です」が正解だったのか?
そして
「何やのその血〜は?ほんまにあんたは〜!」
「何がどないなってそないなるんや?」
今ここで説明しなければならないのか?
どちらかと言えば
一刻を争ってくれてもいいのでは・・・
こうなったら優しい言葉なんかいらない
病院へ連れて行ってくれ!
しかし彼女の追及の手は緩まなかった
「アンタまた調子乗ってなんかしたんやろ?」
「すぐ調子乗るさかいや!」
「いっつも言うてるやろ〜?」
「そやからこんな事になるんやで!」
「一回こういう目に合わな分からんねん!アンタは!!」
「ほんでケガしたんはアンタだけか?」
あの〜すんませんが先に病院へ行ってみてはいかかでしょ・・・
そして彼女が最後に言った言葉は・・・
「ほんでアンタ自転車は?」
である・・・
オカンは強い!
でも おばあちゃんはもっと強いんだろう!
だって
オカンの
オカンだから!
氷○きよし君!
残念だが
うちの おばあちゃんに
Lock On されているぞ!!
author : Akira Kobayashi
| Category:思い出話し(爆笑編) | 05:40 AM | comments (2) | trackback (0) |
新着コメント(最新5件を表示)
うちのばあちゃんにも彼がいる、らしい。こないだ家に行ったら冷蔵庫に「北海道たまごケーキ」が入ってた。糖尿やのに困ったもんや。内緒で月見だんご食べさせた後に気づいたから、血糖がなんでこないに高いねんやろ。。て自分のせいにしかけたわ。もー。今度よき方と仲良くなれる秘訣を聞こ。はよ行かな、出くわしたらどうしよ。孫紹介してもらうか。
| kuma | EMAIL | URL | 2005/09/23 10:54 AM |
>Kuma さん
今日はライブ来てくれてありがとう。
明日早い為、途中退場で残念だったね〜!
今度はおばあちゃんも連れて来てあげて下さい
| Akira | EMAIL | URL | 2005/09/24 05:32 AM |